『おとん』
絵: 平田 景
出版社: 大日本図書
の作品です。
※絵本詳細リンク↑
この本は「おとん」だけでなく、
「おかん」も出版されています。
本屋さんや図書館に行くと、
「父の日」
が近くなると、目立つところに置かれる一冊ですね。
内容
いつも「おとん」と呼んでる男の子。
家でいつもダラダラしているおとんを見て、
ある事を思いつきます。
おとんをおとんじゃなくて、
違う名前で読んだら変わるんじゃないか?
試しに、
「パパ」
って呼んでみたらおとんはビックリ。
他にも、
おとうさまや他色々の呼び方で呼んでみるけど、
おとんも返事をしないし、
自分もなんだかその呼び方にしっくりこない感じ。
呼びやすい呼び方はないかなと色々模索しているうちに、
気付いたら、
いつも通りの
「おとん」
に。
おとんもようやく返事をしてくれて、
いつも通りの関係に。
話の流れとしては、単調ですが、
おとんと僕のやり取りが気持ちをほんわかさせてくれる1冊です。
まとめ
特別盛り上がる話の流れではないですが、
読みながら子供と「お父さん」のことをなんて呼ぶ?と会話しながら
読むことのできる1冊です。
家ではお父さんのことを
「〇〇」
って呼んでるけど、
呼び方ってこんなにあるんだと、
知れる1冊です。
私が子供の頃は父親のことを
「おとん」
とこの絵本と同じように読んでました。
母親は
「おっかー」
ですね。
それに慣れてたせいか、
子どもに
「パパ」
と呼ばれるとなんだか照れ臭く感じます。
お母さんが読むのもいいですが、
お父さんが子供と接するのに使いやすい絵本
だと思いますよ。
話を聞かせる絵本と言うよりは、
子どもと会話しながら読み進めていくジャンルの絵本ですね♪
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