はっけん!むしのもり
『はっけん!むしのもり』
作: タダ サトシ
出版社: 小学館
今回の絵本は、
『むしのもりシリーズ』
の1冊。
『はっけん!むしのもり』
です。
絵本詳細↑
夏が近づくと子供とこれを読んで、
虫取り意欲をあげたりします♪
特にちっちゃいうちは、
虫に興味津々の子も多いので、
集中して見てくれるイメージです。
うちではお姉ちゃんのほうがハマってました。
内容
お話の流れは、
男の子のさっちん
と、友達の
オオクワガタのオオクワくん
が森の中で様々な昆虫に出会い、
みんなどうやって大人になっていくのかを教えてくれます。
あまり知られていないですが、
オオクワガタが成虫になるまではまれに3年かかることもあります。
1年で成虫になるのも多いですが、
成虫の期間も入れると、クワガタには珍しく5年前後生きるご長寿クワガタです。
家で飼育しているオオクワガタも成虫になって今年で2年目です。
他にもトンボの成虫になるまでの過程や、
セミの成虫になる過程。
ホタルや蝶の成虫になるまでの過程が、
丁寧に書かれた絵で、見ることができます。
普段何気なく見ている虫たちが、
どのような過程を経て、
大人になっていくのかを子供と一緒に見ることができます。
![](https://i0.wp.com/www18.a8.net/0.gif?resize=1%2C1&ssl=1)
まとめ
内容としては、楽しみながら虫の生態への教養を深められる本になっています。
絵もかわいく書かれていますが、
関節など特徴的な所はリアルに描かれているので、
なかなか手に取って見ることができない、
虫の形そのものを絵で知ることができます。
お母さんに多いのですが、
たまに自分が虫が苦手だからといって、
子どもが興味を持っても虫の絵本を敬遠するお母さんもいます。
子どもが興味を持っていることを、
潰してしまうことは非常に勿体ないことなので、
絵本に限らず、子供が興味を持ったことは、
できるだけやらせてあげてください。
今まで虫に興味のない子でも、
絵本がきっかけで虫が好きになることもありますよ♪
※参考リンク
この記事へのコメントはありません。