せどりと言えばアマゾン!
というくらい、せどりで仕入れたものをアマゾンで販売している人は
多いと思います。
今回は、意外と知らない人が多い、
アマゾンの仕組みについて解説していきたいと思います。
大口と小口があるけど?
アマゾンで仕入れたものを出品する際、
アマゾンに対して
「販売させてくれ~」
と申請する必要があります。
申請内容としては、
大口出品(出店)と小口出品があります。
ちなみに大口出品のところに(出店)とありますが、
以前は
小口出品
大口出品
大口出店
と3形態に分かれていました。
以前は小口出品を最初に契約したら、
変更できるのは大口出品のみでした。
大口出店には最初の契約時に大口出店を選ばないと、
それ以降、変更で大口出店に変えることはできませんでした。
今現在の仕様は
小口出品
大口出店
という形になっています。
なのでこれから始める人にとっては、
最初に小口出品で登録しても
さほど問題は無いかなと思われます。
ただ自分は始めるなら大口での契約をお勧めします。
最初の3ヶ月間は月額料が無料ですし。
小口と大口の違い
じゃあ、小口と大口では
具体的に何が違うのか?
月額料金と基本成約料
1番大きな特徴として、
大口だと1ヶ月4900円の月額料金がかかる。
小口だと月額料は無いが、1点売れるごとに100円の
基本成約料がかかる。
パッと見ただけだと、
小口は月額かからないし、お得じゃん!
と思いますが、
小口契約の際に月に50点売ると、5000円の成約手数料がかかります。
大口の月額料金オーバー・・・。
100点売れたら10000円の成約手数料ですからね。
大口だと1点売れようが100点売れようが、月額4900円のみで、
100円の成約手数料はかかりません。
他にも売れたときに手数料がかかるのですが、1点ごとに
小口→カテゴリーごとの販売手数料に加え、100円の基本成約料とカテゴリー成約料
大口→カテゴリーごとの販売手数料とカテゴリー成約料
というようになっています。
アマゾンへの出品方法
アマゾンへの出品方法も、
変わるところがあります。
小口→1点1点登録する必要がある。
大口→1点毎登録することもできるが、出品用のテンプレシートを使って、一括登録が可能。
他にも大口だと出品者向けの管理画面で、
ビジネスレポートなどの各レポートの閲覧、ダウンロードが可能。
小口だとレポート数も少なく、ダウンロード不可。
となっています。
支払い方法の違い
購入者の支払い方法にも違いがあって、
大口・小口で共通の支払い方法として、
クレジットカード
amazonギフト券
amazonショッピングカード
があります。
大口だと、これにプラスで、
コンビニ決済
代金引換
Edy払い
3種の支払い方法が増えます。
購入者を増やすために、
支払い方法は多いに越したことはありません。
特にクレジットカードを持っていない学生などは、
代引きなどでの支払いで済ませることが多いです。
許可が必要なカテゴリーに申請
アマゾンで販売されている商品カテゴリーの中で、
販売するのに、申請が必要なカテゴリーというものがあります。
コスメ
服&ファッション小物
食品&飲料
ヘルス&ビューティー
ジュエリー
ペット用品
シューズ&バッグ
時計
こういったカテゴリーに含まれる商品は、
アマゾンに申請して、販売許可を得る必要があるのですが、
これができるのも大口のみです。
※参照
アマゾンで出品規制のカテゴリーへの出品許可の申請をしました。
ショッピングカートボックスの獲得
ショッピングカートボックスは、
欲しい商品を検索した際、
商品ページの右側にある。
ワンクリックで注文ができる場所のことを指します。
これは大口のみのサービスになっています。
ごく稀に、小口出品者の商品が表示されたなどの報告もありますが、
アマゾンの規約でも大口のみのサービスと記載しているので、
不具合があった場合に稀に表示される程度です。
まとめ
以上、大口と小口の違いについて、
簡単にまとめてみました。
家にあるいらない本などをたまに売る程度なら
月額のかからない小口をオススメしますが、
せどりなどで一定以上の点数の商品を扱う場合は、
大口で契約することをお勧めします。
ちなみにFBAサービスは、
大口・小口共にサービスを受けることが可能です。
この記事へのコメントはありません。