春になると子供が捕まえてくるものの一つに
オタマジャクシ
がいます。
幼稚園、保育園に小さな池があれば、
そこで見かけることもありますし、
公園のため池なんかではだいたい見かけます。
自分が子供の時は、
田んぼやその用水路でウシガエルのオタマジャクシを捕まえてました。
このオタマジャクシですが、
子供が家に持ち帰ってきて、
「飼いたい!」
と言われて困ったことはありませんか?
金魚やザリガニだったらエサも売ってるし
なんとなく飼い方はわかるけど。
おたまじゃくしって何を食べるの?
水槽に水を入れるだけでいいの?
と身近にいる生き物なのに意外と知らないことばかり。
今回は、このオタマジャクシの飼育の仕方について解説していきます。
用意するもの
基本的には水槽(虫かご)があればベストです。
大きめの発泡スチロールの箱でも問題ありません。
ちなみに白い発泡スチロールにオタマジャクシを入れると、
徐々に体色が白っぽくなる現象を見ることができます。
水槽は持ち帰ったオタマジャクシの数にもよりますが、
横30センチある水槽なら十分サイズです。
水はそこまで必要ないので底が浅いもので問題ありません。
水は捕まえてきた場所の水を汲んでくるのが1番いいですが、
現実的ではありません。
水は水道水をカルキ抜きしたものを使用するか、
あらかじめ汲み置きして1日以上放置したものを使います。
カルキ抜きを使用すれば、すぐ水道水をそのまま使用できるので
便利です。
エサに関しては、
そこまで気にする必要はありません。
雑食なので何でも食べます。
ただ肉や生野菜、油っぽいものは、
水を汚しやすいので、
あげないようにしましょう。
うちでは、ご飯粒やパンのかけらをあげてます。
ほか金魚など飼ってるならそのエサでも問題ありません。
ゆで卵の黄身は栄養満点なので、
それをあげるのもいいです♪
おたまじゃくしの飼育についてはそこまで準備するものはありません。
水槽があれば、エサに関してはご飯の残りをあげれば問題ありません。
あとは水温にだけ注意です。
外で飼育する際は熱がこもり水温が上がって全滅なんてことも。
できれば陰になる場所や室内で飼育をします。
あと蓋はしておいたほうがいいです。
だいぶカエルになってくると、外に飛び出してきます。
室内で水槽から出てこられると大惨事に・・・
あとはカエルに近づいてくると、
陸が必要になるので、
水を少なめにして大きな石など入れて
水から上がれる場所を作ってあげてください。
飼育の流れ
①卵、オタマジャクシを水槽に移す。
②ご飯の残りなどをエサにする
③2日に一回程度水替えをする
④手足が生えてきたら石などで陸を作ってあげる
⑤カエルになったら元居た場所に返してあげる
です。
おそらく子供はカエルになった後も育てたがると思いますが、
カエルの飼育はオタマジャクシに比べて、
かなりレベルが高いです。
エサに関しては、
生きた虫
を与える必要があります。
なかなか手軽に飼育できる環境ではないです。
なのでカエルになったらこどもにちゃんと話して、
元居た環境に戻してあげるのがいいです。
どこで捕まえられる?
オタマジャクシは比較的水が溜まっているところなら、
春先にいろいろなところで見られます。
公園のため池、田んぼなどの用水路、流れの少ない水場なら
だいたい見つかります。
子供と公園に行った際は水場を探してみるといいでしょう。
私のおすすめスポットとしては、
船橋市にあるアンデルセン公園
です。
〈参照記事〉
人気テーマパーク船橋アンデルセン公園にお出かけしてきました。
ウシガエルのオタマジャクシがわさわさ採れます(笑)
アマガエルのオタマジャクシと違い
ピンポン玉サイズなので、
苦手な親御さんは多いかもしれませんが、
なかなか今のご時世、触れる機会が無いので、
貴重な体験になります。
捕まえる際は網があると捕まえやすいですよ。
まとめ
今回は、子供が飼育したがる生き物。
オタマジャクシの飼育についてまとめました。
オタマジャクシは簡単に飼育できる部類の生き物なので、
子供と生き物を飼育するをということを体験してみてください。
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