今回紹介するワンデーコンタクトは
日本アルコン(旧 チバビジョン)の
デイリーズ トータル1
含水率 80%
酸素透過率(DK/t値) 156
サイズ 14.1mm
ベースカーブ 8.5mm
何が凄いかというと、
大きい赤文字で強調していますが、
酸素透過率がとにかく高い!!
んです!
酸素透過率が高いとどうなる?
目も体の一部!
目も呼吸をしています!
裸眼だと目に触れる酸素はダイレクトに伝わりますが、
コンタクトをしていると、目に蓋をしているわけで、
どうしても酸素の供給量は減ります。
特にソフトコンタクトはレンズが、
ハードに比べて大きいので、その影響は大きくなります。
酸素透過率が高い=目に多く酸素を供給できる
となります。
もっとも売れている「ワンデーアキュビューシリーズ」の酸素透過率が、
約33なので、
トータル1の数値がいかに圧倒的な数値なのかがわかります。
なぜ酸素透過率がこんなに違うのか?
同じソフトコンタクトなのに、
なぜこんなに数値が違うのか?
それは
コンタクトの材質が違うから
です。
一般的なコンタクトレンズは、やわらかいプラスチックでできています。
トータル1は
シリコーンハイドロゲル
というシリコーン素材でできていて、
材質から普通のコンタクトと違います。
現在ワンデーコンタクトは大きく分けると、
非シリコーン製とシリコーン製の2種類に分けられます。
ちなみにシリコーン素材は現在3種のみとなってます。
シリコーン製の方が酸素透過率がいいなら、
すべてシリコーン製で作ればいいんじゃない?
と感じるかもしれませんが、
シリコーン製のコンタクトレンズは、
非シリコーン製のものに比べると、
使用者との相性が重要になります。
シリコーン製のコンタクトって若干非シリコーン製より固くて、
合わない人は違和感を覚え、付けていると結構ストレスを感じる面があります。
問題なく使用できる人にとっては、
最高の1品ですが、シリコーン素材って結構人を選んでしまうんですね。
もう一つの特徴【含水率】!!
もう1つ、トータル1だけの特徴があります。
最初のデータ紹介で、
含水率は80%と書いてますが、
これは合っているようで合っていません。
どういうことかというと、
レンズの位置によって含水率が変わっているんです。
本来、含水率が高いと、潤いを強く感じますが、
その分乾きやすく酸素透過率も低くなるという弱点があります。
しかし、トータル1はその含水率を
中心部分は30%ほど
目に触れる部分を80%以上
という場所によって含水率を変えることに成功しました。
【ウォーターグラディエントテクノロジー】
これによって潤いを保ちながらの、
最高の酸素透過率を実現させました。
含水率と酸素透過率、
本来相反するものが、
ウォーターグラディエントテクノロジーで1つになったわけです。
まとめ
というわけで今回は、
日本アルコンの【デイリーズ トータル1】
についてご紹介してみました。
自分も使用したことありますが、
シリコーン素材になじめなかったせいか、
乾きづらい、疲れにくい
と結構良かったのですが、
常時使用するまでにはいたりませんでした。
ただシリコーン素材と相性が良い方には、
かなりおすすめの一品です。
含水率高めですが、乾きづらく、
ドライアイの方でも使用しやすいですよ♪
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